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Side by Side  【気象系BL小説】

第39章 松本潤氏の(ファビュラスな)視線




ニノが大きなため息をひとつ零す。


「違うし…。
 つかさ、そろそろじゃないの?」


ニノの目線がテレビの画面を指す。

提供テロップに今日の主役が映る。


「みんなー行こう?」


相葉くんの声で動き始める。
舞台裏で進行をモニターに映る画像を見ながら確認する。

城島くんがものすごい大きな花束を抱えてる。

正直とんでもない大きさだけど…。
あれがある意味俺たちの気持ちを表してるよなぁ。

でかい花束を見ながらふと思う。

芸能人同士だって男と女なら…。
ああやって祝福されるんだよなぁ…。

三宅くんのコメントとかも冗談だと思われてるだろうけど…。
いや、多分…それが世間の当然の反応…なんだよね。

なんて思ってたら後ろからいきなり…。


「松潤、これ!
 ニノと相葉ちゃんから、まかせるって」


そう言ってマイクを差し出された。


「え?あ、ああ」


受け取ったところにニノと相葉くんも合流して、スタッフさんの合図でズラズラと舞台に出た。

もう、あとはひたすらその場のノリに身を任せて一旦袖に戻る。

流石に表で歌ってるから後ろで騒ぐわけにも行かずもう一度出ていくタイミングを待つ。

隣で智がニノとなにやら打ち合わせしてる。

……ああ、そういうこと。

各リーダーに振られるお祝いコメントね…。

まぁ、うちのリーダーは打率高いから大丈夫でしょ?


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