第36章 とりっくおあ…

「おいで？これ、脱いじゃおうね？

　女の子みたいな和も可愛いけど…

　やっぱり和は和の方がいい…」


複雑な作りのワンピースを脱がせ、ガーターベルトもホックを外し一気に取り去る。

頭に乗ってたウィッグも外すと化粧もほぼ落ちてるから…いつもの和が目の前に現れる。

いつもの和に戻ったのが嬉しくて何度も何度も唇を重ねた。


「んっ、しょ、ちゃ、んんんっ

　ね、しょ、ちゃ、も…ぬい…で」


シャツを握りながら必死に言葉を紡ぐ和。

そのリクエストに答えるべく俺も一気に服を脱ぎ捨てて、二人、一糸纏わぬ姿になる。


「和…おいで？」


和を抱きしめて肌を密着させる。

肌に触れる体温が気持ちいい。


「しょうちゃん…ねぇ」


消えそうな声で和がねだる。

脚を絡め和のJrをゆるゆると握る。
それだけで気持ち良さそうな顔をする和。


「和も…俺の…触って？」


和の可愛い手に俺のJrを触れさせる。


「しょうちゃん…おれで感じたの？」


「あんなエロい和見て
　勃たなかったらまじでやばいよ？」


言いながらも和のJrを可愛がる。
溶けそうな先端から裏筋に指を這わせ、片手で双球を弄れば、快楽を逃すために背を反らす和。

その背中を抱きとめて逃さない。


「和、イッていいよ？」


更にスピードをあげて和を追い込む。


「あっ、あっ、あんっ、しょうちゃっ

　きもちい…きもちいぃの…

　ダメっだめっ

　…………あああああっっ」


和の熱が俺の手を濡らす。
イッた瞬間に、ぎゅぅと握られた俺のJrも和の手の中で弾けた。