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Side by Side  【気象系BL小説】

第33章 80 inch





「あっ、あっ、しょぅ…しょおっっ!!

 すきっ…すきなの…

 いっぱい、ちょーだい!

 もっと…、もっと…ね?」


煽る瞳に翻弄される。

何度も穿ち、互いに欲を吐き出しても止まらない…。


「さとしっ、さとし!

 愛してるからっ!

 どこにいても智の事を考えてるからっ

 いっぱい感じて?

 俺だけを感じて?」


「うんっ、うんっ、しょ…すきっ

 しょうでいっぱいにして…?」


ものすごく熱い智の中。

うねる粘膜に飲み込まれる。

包み込むそこが伝えてくる智の気持ち…。

もうわからなくなるぐらいお互いに愛を囁いて、欲望を吐き出して…。

それだけ交わったかわからない位にぐちゃぐちゃになってそのまま二人堕ちていった…。




カーテンから洩れてくる光に目を開ける。

隣にあるはずの温もりがなくて一気に目が覚めた。

とりあえずシーツを巻いてリビングに行くと既に着替えた智くんがいた。


「おはよう?

 お風呂、沸いてるから入ってきて?」


昨日の情熱的すぎる夜が嘘のような智くんの態度に動きが止まる。


「どうしたの?」


近寄ってきたかと思うと唇を塞がれた。


「っっん、智?」


合わさった唇…。

ふわりと香るシャンプーの香り…。


「一人で入ったの?お風呂…」


「うん、ごめん、

 目が覚めちゃったから…」


そう言うとそのまま背中を押されてバスルームに連行された。






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