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Side by Side  【気象系BL小説】

第31章 This Night



怯えたような目で俺を見る和に笑ってやる。


「和…言いなよ?今日は誕生日じゃん?
 どんなわがままもきいてやるよ?

 どうしてほしい?」


言いながら、和のソコをスエットの上から撫で上げる。


「あっ…ぁぁあーーんっ」


和が甘い啼き声を上げて脱力する。

その体を受けとめながら耳元で囁く。


「もしかしなくても…イッちゃった?」


俺の一言に瞳を揺らす。
やばっ、めっちゃ可愛い。

つい苛めたくなる。


「撫でられただけでイッちゃうなんて、
 和は淫乱なんだね?」


「ちがっ、ちがう!
 でも…へんなの…
 じゅんくんっ…おれっ」


「違っても違くなくても構わないよ。

 和はどうされたいの?俺に?」


スエットの上から双丘の間に指を潜らせながら聞く。

強請ってよ?

わかってる?腰、動いてるよ?


「かーず?言って?
 全部叶えるから?」


耳、弱いよね?
耳朶を甘噛みしながら和の答えを待つ。


「あっ、やっ、じゅ…んっくっ、
 それっ…だめっ」


「うそ…好きだろ?ここ」


舌を尖らせ、耳を舐める。
わざと音を立てて舐めると和の躰がびくびくと震える。


「和?素直になっていいんだよ?
 
 今日は和の産まれた日だから…
 小さい子みたいに
 我が儘になっていいんだ」


片方の手で胸の飾りを弾くとまた躰が跳ねる。


「…和?」


どうして欲しいと言外に聞く。

もう…堕ちちゃいなよ?






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