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Side by Side  【気象系BL小説】

第28章 二宮和也氏の(悪魔のような)たわごと



「あ、翔くん、おかえり。

 今日はメール送れなくてごめんね?

 ちゃんと見れるはずだったのに
 望兄がNG連発で…。

 一緒になって謝ってたりしてら
 すっかりおしちゃったの」


はぁ?望兄?なんだそれ?

俺の顔を見て潤くんがそっと教えてくれる。


「WESTの小瀧のこと」

「あぁ」


そんなおれらに気がつかないのかニコニコしながら翔ちゃんに話してる智。


「望兄さ、今日、壁ドンシーンがあってさ、
 照れちゃって、NGばっかで。

 スタッフさんに
 『大野さんと練習したらどうですか?』
 って言われて真に受けて
 僕に壁ドンするんだよ?
 
 でもちょっとドキッとしちゃった!」


おいおい…何言っちゃってるの?この人?
番組だけでは事足りず、まさかの後輩と壁ドン?

ってかお前、女優と乳繰り合うだけでも許しがたいのに…。

小瀧、抹殺リストに追加だな。

知念辺りをけしかけてやろうか?


「え?智くんそんなことしたの?
 しゃべくりだけじゃなかったの?」


翔ちゃんが我慢できないとばかりに声をあげた。


「え?しゃべくり?
 出たけどなんかあったっけ?」


うわーまじか?忘れたの?あれを?
そんだけ意識してないってことだよね?

うわーだめだ、絶対ダメな奴だ。

ってか潤くんの顔も引き攣ってる。



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