第28章 二宮和也氏の(悪魔のような)たわごと
なんだよ、これ!
なに?壁ドン、アゴくい、スクールラブ!って。
てかうちの大事なリーダーに何やらせてるわけ?
え?なに?なんでそんなにノリノリでやってんの?
自分で自覚してる?その顔。
そうでなくてもさ、ドラマ期間が始まって、生活がストイックになってかなり痩せて、ビジュアルが昔のドラマに近くなって来てて…。
色気だだ漏れになってるの判ってる?
あっちこっちからいつも以上に危険な視線が送られてるのに…。
なんなの、その顔?
それ、俺たちだけが見ていいやつじゃないの?
え?なに?さらにやるの?
あっ、ちょっと気がついたでしょ?
自分がどんな顔してたか。
ようやく、モニターに眼が行ったの?
てか今更そんな顔してみたってダメだから。
…だめだ、これ。
ちゃんとわからせないと…。
お仕置き決定だよ、智。
覚悟しとけよ、マジで。
あっ、他のみんなに通告しとかなきゃ。
同じこと考えるやつ居そうだもん。
4人のグループトークに短い一言を送る。
『帰ってきたらお仕置き確定!』
すぐに着いた既読。
今のところ反論はないようだ。
さて…どういうお仕置きにしようかな?