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Side by Side  【気象系BL小説】

第27章 櫻井翔氏の(盛大な)ひとりごと



うわ、これか?

さっきの予告のやつ。

え?こんなハグするやつ…いるわ。

俺じゃん。

今日、水泳の取材行ったときにもやったわ、そう言えば…。

いや、智くんは慣れなくていいからそんなの。


有田さん相手に再現するの?


え?なにこの展開!


…………でこれか。


なんだよ、満更でもない顔してさ。


そんなに壁ドンしたいの?


アゴくい?


いくらでもやってやるよ?


うわっ、なにその表情!


そんな色っぽい顔、俺たち以外にみせんなよ。


最後にどんな悪そうな顔したってさ…許さないから…。


え?まだやるの?


握手から?


あーなんだろう?めっちゃムカツク。


つうか、俺、本番前なのに。


もう、個室のくだりよくない?


あ、うまく話題変えたじゃん。


もう、飽きてるでしょ?若干。


同じネタ重ねるんだから…。


あっ、キレた!

ようやく慣れてきたのねこの空気に。


お、豆腐だ。

こないだラジオでも話題にしてたよね。

まぁ確かに旨いんだよね?これ。


歯止めがきかないって…。


なにも豆腐に限らないじゃん。


だってねぇ…ベッドの上の智くん…。


乱れるときはほんと乱れるもんね?


やべっ思い出した。


さっきの色っぽい顔表情も浮かんできて…。


ダメだ、落ち着け、俺。


無理矢理、頭の中身を切り替えようとするのに重ねるんだもん、この人。


反則だよ…マジで。


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