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Side by Side  【気象系BL小説】

第27章 櫻井翔氏の(盛大な)ひとりごと



予約の電話?

だってする必要ないじゃん?

いつも俺か潤か雅紀がやるもんね?
そもそも個室の確認なんて不要でしょ?

俺たちが使う店、個室の有るところしかないじゃん?

シゲたちと飲むときだって大体俺たちが手配するしね?

だからいいんだよ、智くんは。
そのまま、頼ってて?

ほら、俺、仕切り屋でしょ?

進行していく番組をみながら一人思う。

時々、声に出てるかもだけど別に構わないよ、そんなこと。


しかし似てるなぁ、潤の真似。
ここ、完全に楽しんでるよなぁ。

うわ、そのサングラスはダメでしょ?

あっ、有田さん拾ってくれた。
あざーっす。

あぁ、もうこの場に行きたいよ。
もっと拡げたいのに、この人の良いところを…。


え?タイトルコール?

やりたくないって駄々こねたの智くんじゃん?
俺、いつでも替わるよ?

うわっなにこの絵面。

智くーん!
それ、以前のしやがれのオープニング?

うわっ、だめだって。
俺たちならなんとか拾うけど、流石にこの人方にそれを求めちゃダメだよ。

軽い地獄絵図だな、これ。


ネクタイ…。
そこは上田さんのアドバイスに忠実なのね?

いや、ダメだよ、それでどや顔は。

あーもー。

なんか笑えるからいいや。

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