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Side by Side  【気象系BL小説】

第22章 流水の紋様 ~揺蕩う(たゆたう)~


着物だからと下着を身に付けていない。

翔くんにあそこをそのまま見られてる。

それだけで身体が熱くなる。

「では、こちらのお点前を拝見しますか…」

そういって翔くんがいつの間に用意してた
ジェルを滴らし、
僕の後ろに指を挿し入れる。

焦らすようにゆっくりと動く指。

そんなんじゃ物足りなくて
腰が動いてしまう。

「智…腰が動いてるよ?
 その所作は美しくないから、
 ちゃんとしなさい」

翔くんがわざと僕の様子を指摘する。

翔くんの狙いどおり、
恥ずかしくて余計に熱があがる。

この熱をどうにかするためには…。

「しょぅ、せんせっ、おねがい、
 もっと、もっとしてっ、くださぃっ」

「いい子だね、智?
 もっとどうして欲しいのかちゃんと、
 先生に教えてごらん?」

翔くんのイジワル!

そうは思っても最早、
退くことなんて出来ない。


「せんせぇ、しょっ、せんせぇのでっぇ、
 かきまぜてっ、くださいっっ」

「よくできたね?ご褒美だよ?
 美味しく点ててあげるから味わって」

笑いながらふざけたことを言う翔くん。

突っ込みを入れる前に翔くんのモノが
ゆっくりと入ってくる。

「あっ、あっ、せんせぇ…
 あついっ、いやぁっ、んっん」

翔くんのモノが僕の良いところを
引っかけるように擦る度に
抑えたくても声があがる。

「気持ちいい?智?」

翔くんの手が前に回り
僕のモノを扱き始める。
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