第22章 流水の紋様 ~揺蕩う(たゆたう)~
撮影の時と違って誰の目もない。
遠慮なんて一切せずに
肌蹴た着物に手を伸ばす。
「智…お前は無防備すぎる。
こんな風に素肌を露にして…。
この肌に惹かれる悪い男が
山ほどいるのに…」
太股を撫でながら言うと、
智くんが潤んだ目で俺を見ながら言う。
「では…翔先生も悪い人なんでしょうか?」
「さて、どうだろう?教えてやろうか?」
手を太股から徐々に智くん自身に伸ばす。
「あぁっ、翔せんせっ、教えてくださいっ」
「智…お前は本当にカワイイ弟子だ。
ほら、裾を持ち上げて、
いやらしいお前を見せてごらん?」
「はい、せんせぇ」
裾をたくし上げ、
しどけない姿で座る智くん。
その先の快楽を期待してるのか
目に淫靡な光が宿る。
それでも羞恥からかひざは閉じたままだ。
「ほら、それじゃ触れないだろ?
脚、開いてごらん?」
「翔先生ぇ…恥ずかしいです…」
「でも…もっと恥ずかしいこと…
するんだろ?」
煽るようにいうと顔を紅くして
潤んだ目で俺を見る。
ほんと、かわいいよ、智くん。
「先生ぇ…おねがい…しますっ」
そういって脚を開く智くん。
緩やかに立ち上がるモノを咥えこんだ。