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Side by Side  【気象系BL小説】

第17章  Afterward 〜ネコとくま〜


「智くん…上手だね…

 気持ちいいでしょ?胸…」


「んっっ、しょう、ちゃん…」


何度も何度も躰を重ね、

快楽を知った躰はもう止まらない…。

自分の指だけでは足りない刺激…。

どうすることも出来なくて

翔くんにすがるしかなくて…。


「なに?さとくん?どうしたの?」


判ってるくせに意地悪を言う翔くん。


「しょうくん…もっとぉ…ね?」


「うん、もっと気持ちよくなろうね?」


そう言って翔くんは僕の手首を握った。

その手をそのまま布越しの

僕のモノに触れさせる。


「しょ、くんっ…なに?

 なにするの?」


翔くんの行動が判らなくて

軽くパニックになる。


「『なに』ってなにを弄るんでしょ?

 さとくんのお手々で…」


わざと子どもに言うような

言葉を使う翔くん。


「や…だ…それ…はずかしぃ」


絶対、僕の顔、紅くなってる。

自分の手で自分のものを触るなんて…。

それで快感を得ようなんて…。

そんな姿を翔くんにみせるなんて…。

考えただけでおかしくなる。

「恥ずかしくないよ。

 明日から一人でしょ?

 夜、さみしくなったらどうするの?」


翔くんのやろうとしていることが

言ってることの意味がようやくわかる。


「しない…しないもん。

 2日ぐらい我慢できるもん」


「別に我慢しなくていいじゃん。

 俺を思い出しながらしなよ」


翔くんが揶揄うように言う…。
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