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Side by Side  【気象系BL小説】

第17章  Afterward 〜ネコとくま〜


恥ずかしくてしかたなかってけど…

小さく頷いた。


「可愛いなぁ、智くんは…。

 もっと可愛くなって」


そう言って僕の濡れた指を

僕の胸に滑らす。


「ほら…自分で弄ってみて…

 どうされると気持ちいいのか

 教えて」


翔くんの目が光る…。


「しょう、ちゃん…いや…

 できないよぉ」


「嘘、出来るはずだよ?

 ほら自分で動かして…」


そう言いながら僕の指が

乗っていない方の乳首を弾く。


「あぁっっ、しょうくん、

 いじわるだ…」


「意地悪?」


「うん」


「本当の意地悪って言うのは

 こういうのを言うんだよ?」


そう言うと翔くん手が

下着に覆われたままの

僕のモノに触れる。

あくまでも布の上から…。

片手は僕のモノの上を、

もう片方の手は

僕の濡れた指を操る翔くん。


「気持ちいい?」


「やっ、やぁっ、しょぅくん…

 それ、だめっ」


「嘘、気持ちいいんでしょ?」


「ダメなのっ…もう…」


言いながら自分の腰が

動いているのを自覚する。


「ダメじゃないよね?

 腰…動いてるよ」


羞恥を煽るようにあえて

口に出す翔くん。

僕の指を動かす翔くんの手…

だったはずなのにいつの間にか

自分で自分の指を動かしてた。


「しょうくん…」


浅ましく動く自分の指。

もっと気持ちよくなりたくて

翔くんにすがる。
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