【弾丸キス】Bullet kiss~誘惑な捜査線♡~
第2章 真城剣太郎 捜査とは名ばかりのデート?
部屋に入り、玄関の鍵をかけると同時にアリスは真城に後ろから抱きしめられていた。
アリスは少し驚いて後ろを振り返ろうとした。
『真城さ…んっ…』
真城は振り向いたアリスの唇をすかさず奪った。
『ふ…ぅんっ…』
アリスは何事かと思い離れようとしたが、頭を押さえつけられ逃げる事を許されなかった。
『だめ…っん…』
「無理だ。流石に我慢の限界だ…」
アリスの耳もとで真城が囁く。
ワイシャツから覗いたアリスの色白の首筋を指先ですーっと撫でる。
『んんっ…』
アリスは声を出さないように手で口を押さえようとしたが、真城にそれを阻止された。
『あっ…ダメです…離してください…』
「お前の声が聞きたい…」
『でも…署に戻ら…んっ…』
言葉を言い切らない内に再び唇を塞がれる。
そのまま熱い舌が押し込められて、アリスの身体がビクンッと跳ねる。
ゆっくりと絡まってくる舌の動きに背筋に粟立つものを感じながらアリスは身動きが取れなくなった。