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堕ちていく恋心【イケメン戦国】*R18指定*

第2章 堕とす悦び


他人と違って少し妙な性癖を持っているのは自覚済みだ。

攻めに耐え、泣く女の顔は好物だぞ
(普通に抱く事も勿論、出来るがな)

おとなしそうに見えるが、芯はかなりの強情なを組み敷くのはそう簡単ではないだろう。


だが、それが良いのだ。
時間をかけてゆっくりと躾ていくのも悦びの1つだ。


ゆっくりと刻をかけての心にいるアイツを追い出してやろう。





「……なかなかそそられる顔だな……」

「んふっ……っ……」



苦し気な表情の中に見え隠れしている恍惚とした瞳


「には素質があるようだな。
実に好ましいぞ」


自身もまだ知らない本当の自分を俺の手で解き放ってやろう



「俺好みの女にしてやる」

「!!」




「それは困る__そんな顔をしているな」


素早く指を抜きさると

「っ! けほっ、げほっ」


唾液が気管にでも入ったのであろう。

しばらくの間むせているを黙って見つめていた。
これくらいで根をあげられていては困るぞ









「けほっ……私は……光秀好みの女にはならないよ」

「フッ……そういう女だからこそ
愉しみもあるというものだ」



に跨がり見下ろしていると怯えたように俺を見つめてくる



そうだ、もっと俺をみつめろ


俺以外の男のことなど考えられないくらいにな








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