第7章 愛に堕ちた2人
「……綺麗になったぞ」
「足……おろしてもいい?」
「お前のすべてが丸見えだ」
「……言わないで」
「ほら見てみろ」
上体を起こされ、手鏡を渡されてしまう。
見たくなくて顔をそむようとすると、光秀の手がの顔を固定してくる。
「お前の中はこんなにも美しい」
「っ……」
に見せつけるように光秀の指が蜜壷を広げていく。
蜜壷の中心からは白い蜜が流れだし、音をたてながら光秀の長い指が動きはじめる。
「んあっ……」
「目をそらさず見つめていろ」
「ぁ……やっ……むり……」
何も考えられないくらいに頭の中が惚けていく。
恥ずかしければ恥ずかしいほど、興奮し濡れてくる。
そんなを見るだけで光秀もまた興奮し硬くなっていく。
「こんなにも美しい蜜壷を俺1人が愛でるのは気がひけるな」
「え?(まさか……私に他の男に抱かれろって言うの?)」
「冗談だ……安心しろ」
薄く笑う光秀だが、にはわかっていた。
光秀がそれを望むのであれば私は従う__
だって光秀の事を愛しているから。
たとえ、これからの先
光秀の前で誰に抱かれようが、光秀が満足してくれるならそれさえも悦びとして抱かれる事が出来る。
どんな行為であってもお互いに愛があるのだから、受け入れる事が出来るのだ。
誠の愛とはすべてを受け入れ、慈しむこと。
愛という名の奈落に堕ちた2人が見つけた愛のかたち。