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堕ちていく恋心【イケメン戦国】*R18指定*

第4章 堕ちたのは俺か?



「あんまり無茶をさせるなよ」

「仕方あるまい……が可愛くてしかたがないのだからな」

「女には興味がないって言っていたお前がねぇ」


俺たちの会話を聞いているの躰が強張るのがわかる。
この場から逃げだしたい心境だろうな。

秀吉にははっきりと知られたくあるまい?
俺に愛されてるなど……


わかっている、お前の気持ちなぞ。

だから、だ。
だから敢えて秀吉に教えてやっているのだ。
俺とお前が愛しあっていると……


ふと秀吉の後ろに視線を移すと薄明かりが見えてきた。

どうやら役者が揃ったようだな。
仕上げをするか__




「いつまで待たせるつもりなの?」


秀吉の愛する姫君のご登場だ。

仲むつまじく会話をしている2人を目の当たりにしている。
冷静でいられるわけはないだろうな

しわが寄るほどに俺の着物を握りしめる指が震えているぞ。

この場から連れ出してほしいんだろ?
口にせずとも分かる。

俺がお前を救ってやる。
いや、俺しかを救える男はいないだろ?




秀吉たちに見せつけるようにを抱き上げる。
2人の視線が気になるのか、俺の胸に顔を埋めてくるとは__
なんとも可愛らしい反応だな


ちゃんと可愛がってやるからな
俺のやり方で__




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