第4章 堕ちたのは俺か?
部屋に戻るなり
「抱いてっ……」
と泣きながら懇願する。
お前の泣き顔を見ているだけで、興奮して男根が熱を持ち堅くなっていく。
を泣かす事が出来るのは俺だけだ。
「光秀っ……」
「俺に抱かれたいのか?」
「お願いっ……なんでもするから……っ」
「ほう?__なんでもする、か」
いつものような性行為を求めているわけではない。
今宵、俺はお前の初めてを貰うつもりだ。
敢えて口にはしないけどな……
俺の意図に気付かないは、いつものように俺の指を咥えようとするが、それを制する。
「?」
不思議に首を傾げるの指を口に含み、軽く歯をたて舌で丁寧に舐めあげていく。
「ふっ……あんっ……」
胸を揉み親指でツンと勃った乳首を刺激していく。
「んっ! ふっ……!」
それだけでは、泣き声が啼き声へと変えていく。
今日は存分に啼くがいい__
俺を求めて心も俺に堕ちるがいい
もう、わかったろ?
いくらお前が秀吉を求めても無理な事を
お前を愛しているのは俺だ。
俺の腕の中でしかお前の幸せはないのだから