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Re・Birth【気象系BL小説】

第21章 is a rose…


そのまま寝てしまったらしく…
目を覚ましたら、翔が俺の顔じっと見てた。

「翔!大丈夫か!?」
「んー?」

まだとろんとした顔をして翔は俺にキスをしてくる。

「ちょ…おま…」

翔の舌が俺の口の中に入ってきて、ゆっくりと舐め回す。

「待てって…身体、痛くない…?」
「ん…かぁずくん…?」
「ん?」
「きもちよかった…」
「ばっ…」

蕩けそうな顔で、また翔は目を閉じた。
そのまま翔は眠ってしまった。

「な、なんだよ…すげえ色っぽいじゃねえかよ…」

心臓がバクバクいってる。
なんとか鎮まってから、翔に腕枕して俺も少し眠ることにした。
ぎゅうっと抱き寄せると、翔も俺の身体にしがみついてきた。

「翔…好きだよ…」
「んー…かずくんすき…ぼくのあかちゃん…」
「ぶっ…」

それからしばらく俺達の間で赤ちゃんごっこが流行ったのは誰にも言えない…


Gravityの新装お披露目会の日がやってきた。
俺たちSTORMはその日、パーティーの間中DJを任されていた。
店に開始前に入って、卓を皆で確認するところから始めた。

「わあ…すげえ…最新じゃん!」
「鍵部屋より凄いかも…」
「だな!だな!」
「腕が鳴るねえ…」
「わあ!すごい!!」

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