第21章 is a rose…

「かずくん…」

翔が目を白黒させた。

「あーい。翔くん、ばぶー…」
「いやーっ…こんなおっきいあかちゃんいないっ」

ゲラゲラ笑いながら翔がベッドの上を逃げまわる。

「ばぶーばぶー…おっぱい飲ませろ～」
「いや～っ…こわい～」

翔を捕まえて押し倒すと、パジャマをまくりあげて、乳首に吸い付く。

「ばぶーばぶー」
「いやああっ…かずくんいやああっ…」

翔がもがくけど、押さえつけてちゅーちゅー乳首を吸ってやった。
そのうち、翔の声が怪しくなってきた。

「あ…え？」
「あん…もっと…かずくん…」

しまった。別の方向に火をつけてしまった。
翔はそっと起き上がると、俺を横抱きにした。

「もっと…して…？」

そういって俺の顔を、自分の胸に近づけた。
鼻先でたくし上げたパジャマをどけると、また俺は乳首にすいついた。

「かずくん…あかちゃん…」

蕩けた顔して、翔は俺の頭を撫でてる。

「ん…う…もっと…ちゅーちゅーして…？」

やべ…なんかこれって…赤ちゃんプレイ…？
すげえ翔が色っぽい顔してる…

「んっ…ん…かずくん…」

乳首を吸うことをやめて、舐めてみる。

「あっ…やん…」

翔が口に指を入れて感じている。
なんか嬉しい。