• テキストサイズ

Re・Birth【気象系BL小説】

第18章 特別短編 秀明


そんなある日、翔が現れた。
養護施設の職員をしていたらしいが、裏でエグいことやらされてたらしい。
どんな人かわからなかったけど、おっさんに呼ばれて本宅に行ってみたら衝撃を受けた。

翼と同じで知的障害がある。
またか…おっさん、また同じことしてんのかよ…
翼がいるのに…なんでまた同じことするんだよ…

その人は、体中に痣を作ってた。
ケツは切れて、血とおっさんの精液が垂れ流れてた。

「おっさん…なにもここまですることねえんじゃねえの?」

そう言ったらぶん殴られた。
おっさんはこのころにはシャブに手を出してて、俺の話なんかろくに聞かなかった。
なのに都合の悪いことはちゃんと聞いてて怒りさくる。

おっさんが風呂に行ってしまうと、翔は起き上がって俺の頭を撫でた。

「いたいですか…?」

痛い思いしてんのは…アンタだろうが…

「なかないで…?」

優しくするな…
俺、アンタになんにもしてやれないのに…

その日から、おっさんは別宅にはこなくなった。
翔に夢中になってた。
時々本宅に呼び出されて、気絶してる翔の世話をさせられた。
体中傷だらけで、一体どんなプレイしてんだか想像するだけでゾッとした。

/ 440ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp