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Re・Birth【気象系BL小説】

第16章 rebirth


「おお!遅れた!わりい!」
「こんばんは~」

雅紀と侑李が飛び込んできた。

「おっせーよ。今日はお前からだろうが…」
「すまん…クライアントと話が長引いて…」

社長業もしながら、雅紀はDJを続けてる。
侑李は雅紀のデザイン会社に就職して、それをよく助けてるらしい。
センスあるんだって、侑李。

「雅紀、早く準備…」

侑李が雅紀のカバンから機材を取り出す。

「ああ…おい!潤!降りろよ!バカ!」
「ひょえええええい…」
「あいつ、ヘンな薬やってんじゃねえの…」

智が卓に登って潤を引きずり下ろす。
潤はにこにこしながら車イスに収まった。

「落ち着け、お前…」
「んー?」

にやにやしてる。

「キス」
「後でな」

そういうと、智は潤にデコピンした。

「いてえ!」

翔が俺の服の袖を引いた。

「ん?どうした?」
「かずくん、つばさくんきた」
「お」

ガオと風間、そして翼がフロアに入ってきた。

「ガオ!」
「集まってるね…」
「風間さん…おっと…旦那さん?」
「も、もう…やめてくださいよ…」

風間は真っ赤な顔をしてそっぽを向いた。
雅紀が卓の上から顔を出した。

「翼!」
「にーちゃ!」
「お前、いい子にしてんの?」
「にーちゃよりいいこ!」
「なんだよそれ!」

卓の回りは爆笑に包まれた。

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