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As well be hanged for .....

第5章 砂糖は多めに 塩は少なめに 後篇





「夕食は軽い物がいいわ。」
「ですから、買い食いはいけませんと言ったではありませんか。」
「あのピザおいしそうだったんだもの。」

結局収穫は無くハウスに戻ってきたのは夕方。

あの後は街を散策して、ショッピングを楽しんで来た。

シエルはウリエの買い物に付き合わされ、今は部屋で休んでいる。
ウリエは買ってきた服や靴、帽子などをリビングで開けて楽しんでいる。
セバスチャンは部屋を散らかして行くウリエの後を追いかけながら、ゴミを回収していく。

「お嬢様?」

ゴミを回収しきった先で、ウリエが立ち止って壁を睨みつけていた。
セバスチャンは、そんな彼女の視線の先を追って見るが、特に何がある訳でもない。

「シエルの所へ行ってくる。」

ウリエは手に持っていた帽子をセバスチャンに押しつけ、急にリビングを出ていく。

セバスチャンには思い当たる節がないわけでもなかったが、ウリエとは何の関係もない自分が口を出す問題ではない。とその場で口角を上げるだけにとどまった。



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