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As well be hanged for .....

第14章 答えは甘美に 制裁は憧れに 前篇





ここ数カ月、ロンドンの街で起こった、数々の事件に関与していると思われる「義足の男」


彼の正体が女王の番犬ウリエ・フェンベルグの父、ファシル・フェンベルグであるとわかった数日後、ウリエのタウンハウスには女王からの一通の手紙が届いた。


いつもと変わらない淡々とした文字で綴られてはいたが、その内容にウリエは憤慨した。

「なんですって!どういう事よ!私の事が信じられないとでも言うつもり!?」

リビングでゲームに興じていたシエル。
ソファーの前のローテーブルに、二人のおやつを準備していたセバスチャンの手も思わず止まるほどだった。

ぐしゃりと握りつぶされた女王からの手紙、シエルが、見せろ。と言わなければビリビリに破かれていたかもしれない。
セバスチャンも、どれどれ。とシエルの後ろから覗きこむ。


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