• テキストサイズ

As well be hanged for .....

第11章 裏切りは手に 真実は足に 前篇




セバスチャンは瀕死状態のウリエとボロボロのシエルを抱え飛び出す。
向かう先はウリエのタウンハウス。

「おい!何処へ行く気だ!」
「彼女の胸を見られる訳に行かないでしょう?もちろん貴方も。」
「……もっと急げ。」
「御意、ご主人様。」

シエルは口を噤み、自分と同じようにセバスチャンに抱かれているウリエを見つめる。
未だに出血が止まらなく、彼女の背から流れる血が指の先からぽたりぽたりと滴る。













「痛!」
「あ、すまん!」
「もう!シエルのダンス音痴!」
「……。」
「クスクス」












(裏切りは手に 真実は足に 前篇)

/ 244ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp