第3章 ジムノペディ
和の手が器用にシャツのボタンを外し、俺はあっという間に上半身裸の状態。
「大野さんを泣かせた罰だ」
手首の辺りで引っかかったシャツで俺の手は拘束された。
「ちょ、ちょっとやめろよ…」
和は口の端をクッと上げ、ニヤリと笑った。
「大野さんも今のまーくんみたいに、止めてって言ったよね?」
立ち上がり、スウェットと下着を一緒に下ろすと、和は自身を俺の口に押し付けた。
「ほら、口開けな?」
俺は目の前に差し出された和自身を口に咥えた。
俺の後頭部を掴み、股間に押し付けられり度に、和自身が喉の奥にあたる。
苦しさに涙が流れた。
和は構わず腰を振り続けた。
次第に俺の口の中で大きく硬くなっていく和。
俺はそれに自ら舌を絡め、吸い上げた。
「ん…あっ…」
和の口から吐息が漏れた。