• テキストサイズ

Pentagon【気象系BL】

第1章 アヴェ・マリア


俺の抵抗を封じる手はそのまま、もう一方の手が胸の突起を摘まんだ。

総毛立つような感覚が全身を駆け巡った。

「…や…あっ…ぁ…」

気持ちとは裏腹に、口からは吐息が漏れた。

首筋を這っていた舌先が、徐々に下へ降りていき、突起をコロコロと転がすように舌で絡められる。

「も…やめ…」

言いかけた俺の口を、松潤の唇が塞いだ。

口の中に強引に流し込まれる液体が、唇の端から顎を伝って零れた。

「すぐ快くなるから」

松潤の低い声が耳許で響いた。

「潤、まさか?」

胸の突起を貪っていた相葉ちゃんが驚きの声をあげた。

「そうだよ?
ってかさ、雅紀休んでる暇ないよ?俺は狂ったように乱れるリーダーが見たいんだから」

でも…、と言いかけた相葉ちゃんだったが、松潤の鋭い視線に脅されるまま、俺の身体に手を伸ばした。
/ 297ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp