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【黒子のバスケ】拝啓、君へ

第7章 6年目




拝啓、苗字名前様


名前は体壊したりしてないか?
俺はやっちゃったよ。
病院とかあんまり好きじゃないんだけど、もうすっかり通い慣れちゃったな。

ずっと薬飲んでてさ、飲みすぎて効いてるのか効いてないのかよく分からない。
自分がこうなったら名前の事が心配でいてもたってもいられなくてさ。
俺みたいになったらダメだぞ?
名前には元気に笑っててほしいんだから。

実際名前が俺の隣にいたら怒られそうだけどな。
私の事より自分の体の心配しなさいって。
すごく想像出来るよ。

でもダメなんだ。
名前が大事だから、どうしても心配しちゃうんだよ。
頼むからあんまり無理とかするなよ?
俺も元気になるように頑張るからさ。
そしたらまた一緒に遊ぼうな。
そうだな、久しぶりにバスケがしたいよ。

また手紙書くな。
大好きだよ。
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