第4章 ドMペット
潤『和也が…好きだよ』
和『え…。』
昔、うちで飼っていた犬と同じ
名前の同級生の男…。
別にジョンではない潤なんて同じ
名前がいたっておかしくはない。
潤『泣かない…で 和也』
そう言うと、俺の体を抱きしめて
そして頬を流れる涙をペロッと
舐めて、そしてキスをした。
和『潤って…やっぱり…』
潤『何…っふ…んん…あっ…
かず…な…あっ…』
そこまで言ってたまらず潤を
押して、キスをする。
そういえば潤の存在に気づいたのも
犬の潤が死んだすぐあとで…
前を歩くその後ろ姿に思わず
『潤…』
と…、したら潤が名前呼ばれたと
返事して声をかけてきたんだ。
和『潤…っ …好きだよ
もう離れないで…』