第10章 ドMに青春ブギ
えっ………キス? される………
そう思って思わずそっと目を閉じた。
松『あれ?…………んっ………』
違ったかと思う静けさに恥ずかしくなって目を開けると、その瞬間またフニャッと笑顔の大野が見えてそして唇が重なった。
大『可愛い。これじゃ、釣りどころじゃ無くなるよ』
松『いいです……よ。 ってかもっとして欲しいんで
す………あっ……』
大『じゃあ…こっちにおいで。』
手を引っ張られてデッキの下へと入って行くと少し休めるような部屋になっていて、絡み合いながら布団に一緒に倒れこむようにして重なりあった。
松『あっんっ………んっ………っ……大野………さん
カッコいい……っ 俺………中学の時に初めて見た時から
ずっと好き……だったんですっ』
大『俺も君に一目惚れだったよ……。 今日は大物が釣れたね…… 好きだよ。潤。』