第3章 ドM兄弟
翔『あんな顔しやがって… くそっ』
追いかけたい気持ちはあったけど、
ちょうど教授からの呼び出しで
急いでメールだけして盛大にため息
をついた。
潤『…おかえり。 翔にい…
彼女は…よかったの?』
翔『ああ。 今日は断ったよ。
わざわざ遠いとこ来てくれたし…
』
潤『うん。…ありがと。
これ、さっき買ったきた。鍋して
食べよ?』
翔『いいね …ってか潤、顔も
手もこんなに冷たくなってる。』
潤『ん…っ… にいの手はあったかい
ね…』
潤が頬に触れた手に自分の手を重ね
ると、気持ち良さそうに目を閉じる
。
翔『無防備すぎ…』
潤『え… んっ…にい…んん……
』
そう言うと、次の瞬間もう唇は合わ
さって舌が侵入して絡み合う。