第3章 ドM兄弟
殴られた事なんてないけど、思わず
目を閉じて歯を食いしばって待つ
けど、来たのは雅紀の顔で。
寸前で止まったのを感じて、目を開け
ると瞬間唇が合わさった。
潤『は…んんっ……にい……あっ』
雅『潤。 お仕置きだよ。』
潤『えっ…なん… あっだめっ
にいちゃんっ…』
雅『だめじゃね~だろ。 来い。』
息もつかせないくらいのキスと共に
膨らみ始めてしまったものをジーンズ
越しにもみしだきながら
そう言うと、強引に手を引いて寝室
へと向かっている。
潤『ねぇ…。 にいちゃん…
怖いよ…何なの?』
中1の頃に一度、同じようなヤキモチ
がキッカケで雅紀に処理はして貰った
事はあった…
でも、それだけでキスもされなかった
し…ただ純粋に兄として教えてくれた
だけだと思っていたんだ。