第7章 ドSパイロット
×整備士・雅紀
*****
全ての運転が終了して、夜からの
仕事。
出発する時に会えることはほぼ
ない…。
雅『ただいま~っ 翔く~ん』
翔『お…か…え…り。
雅紀…。 これ何なの?』
玄関先で仁王立ちしている翔くんに
抱きつこうとすると直前に身体を引
かれて
手を前に突き出している。
雅『え…? 何それ。 髪の毛?』
翔『誰の髪の毛かな~? ちなみ
に
ベッドの上で見つけたのですが…』
雅『何…か 勘違いして…ます…
よね?
昨日きた整備士友達の髪の毛だよ
っほら、写真も見て? 長い茶髪で
しょ?』
翔『ふ~ん。 へえ~
ソイツと仲良くベッドで一緒に
寝てたんだ?』