第22章 ドS兄弟*birthday
翔『悪いけど、この後はちょっと予定があるんだ。
』
智『え?この後からかよ?』
翔『まぁな。 親が今日は帰ってきてるから、家族水入らずってやつだな。』
え………?親はまだ海外から帰らないって…
翔『な? そうだよな?潤。』
有無を言わせない雰囲気に思わずただ頷いて、疑いながらも大野さんに送られて店を後にした
潤『兄ちゃん… 家、帰るの?』
翔『良いとこ予約してあんだよ。 行くだろ?』
そう言って頭をポンポンと撫でる。
潤『兄ちゃんごめん。 二人きりになって渡したくてプレゼント……家において来ちゃった。』
翔『いいよ。 先にお前をいただいちゃうからさ。』
潤『もう……兄ちゃん、悪い顔………』
そうして誕生日の夜はスイートルームで二人熱い夜を過ごした。