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Sな衝(翔)動【気象系BL小説】

第21章 ドS校長


×大野



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櫻『さと……ごめん。 今日もちょっと無理そうだわ。

また絶対埋め合わせするから』



大『うん………。 わかった………。 仕方ないよね


初めての事ばかりで大変だもんね?』




スマホから聞こえる櫻井の言葉に聞き分けのいい恋人を演じてそう返事をして電話を切った。




松『…櫻井さんですか? 電話。

いや、意外なんですよね。 大野さんと櫻井さんが付き合ってるのって。』


そう言って横から口を挟んでくるのは後輩の松本。




大『意外? なんで?』



松『いや、今の見てたら我慢してんのかな~って。

大野さんってもっと甘えたいタイプなのかなって思ったから。



……ってか、俺だったらそんな我慢させたりしないけどね?


だから、悩んでるんだったら………俺にしときなよ?』







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