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しあわせはここにある【気象系BL小説】

第20章 Sweeter than SWEETS




ちょっとドキドキしながら家に戻るとすぐに家事を始めた。

5人で住む家。
最初は当番制だったけど仕事のバランスがそれぞれ違うからいつの間にかやれる人がやるようになった。

表向きは家事が出来ないことになってる翔くんも実は一通りのことは出来たりする。

まぁ、翔くんは忙しいからそんなにその能力を発揮するチャンスは多くないけどね?

そんなことを思いながら洗濯物を畳んでると翔くんと松潤が帰ってきた。


「おかえり〜、お疲れ様。

 洗濯物、畳んであるから部屋に持っていってね?」


リビングに入ってきた二人に言う。


「ただいま〜智くんありがとうね!」


「着替えたら取りに戻るよ」


「うん、そうして?」


僕は自分の洗濯物とニノの洗濯物を入れたカゴを持って二人に続く。

自分のやつを所定の位置に入れたらニノの部屋にカゴを置き、リビングに戻って相葉ちゃんの分をカゴに入れた。

再び階段を上がって今度は相葉ちゃんの部屋へ‥。

カゴを適当な場所に置くと窓を開けて換気する。


「まー、帰っておいでよ…」


口から溢れた言葉が恥ずかしくて赤くなる顔。
冬の風に冷やされてなんとか治まったところで部屋を出た。


その夜、ニノが約束したとおり相葉ちゃんを連れて帰ってきてくれた。


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