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しあわせはここにある【気象系BL小説】

第20章 Sweeter than SWEETS




あんなに緊張してた相葉ちゃんはとても立派に記者会見を終えた。

会見が終わって帰ってきた相葉ちゃんをみんなで迎えたときに見た相葉ちゃんの笑顔…。

その笑顔が相葉ちゃんの背負ったものの大きさを教えてくる。

僕たちは正直、少しも心配はしてない。
相葉ちゃんの司会については…。

相葉ちゃんはすごい努力家だし、空気を読むのもうまい。

オファーが来たってことは相葉ちゃんが出来るっていう証明。

当たり前だよ、NHKだって事務所だって出来ない人間にオファーなんてしないし受けない。

だって、あの人たち頭がいい人たちばっかりなんでしょ?

まぁ、実際、NHKや事務所がどう思ってるかなんてわかんないし、ましてや世間っていう厄介なものがどう言ってるかなんてどうでもいい。

だって僕たちは信じてるし知ってるから…。
相葉ちゃんはちゃんとその役を全うするって。

むしろ心配なのはいつもよりもずっと敏感に周りの空気を読み取ってどんどんと自分を追い詰めちゃう相葉ちゃん自身。

繊細だから…雅紀は…。

案の定、時間が進むごとに家に戻ってこないことが増えた。


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