第20章 Sweeter than SWEETS
そのまま話を続ける相葉ちゃんの声が優しく耳に響く。
「もしかしたら…って気がついたことを翔ちゃんに話したんだ。
ほら、俺、馬鹿だからさ。
翔ちゃんならなんかいいアイディアありそうじゃん?
で、二人でいろいろ調べたの。
それこそ翔ちゃんが色んなツテから心理学の先生とか紹介してもらったりして」
二人でそんなことしてくれてたんだ…。
おいらが殻に閉じこもってる間に…。
「あのね、俺たちがやりたかったからやったことだからね?
おーちゃんが責任感じる必要なんてないんだよ?
で、段階を踏んでくことを教わってさ。
ゆっくり一歩一歩って。
本当はニノたちには言わないはずだったの。
あの二人を巻き込んだらおーちゃん、辛くなるかもって翔ちゃんと話してたから。
でもバレた。
んで、めっちゃ怒られた。
そっから4人で色々研究したんだよ。
その……まぁ、そこはわかってよ?」
それって…もしかしなくても4人で男同士のエッチの仕方とかを勉強したって…こと?
「正直、あの先生が言ってた事と俺たちが取った行動が本当に正しいかわかんなかったから…怖かった。
またおーちゃんを傷つけるかもって…。
でも…あの時はあの方法しか思いつなかなったんだ」