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しあわせはここにある【気象系BL小説】

第20章 Sweeter than SWEETS




家の冷蔵庫を覗きながら今日の夕飯のメニューを考える。

明日から札幌だからできるだけ冷蔵庫を空にしたいし…。

そんなことを考えながら翔くんとニノが設定してくれたタブレットを叩く。

たくさんのメニューのなかから今日の夕飯の目星をつけて足りない物を買いに行くべく、家を出た。

時間帯のせいだろうなぁ、人もまばらなスーパーにちょっとホッとしながらボケットに入れた小さなメモを取り出し買うものをカゴに入れていく。

通路のそこここにあるみんなの写真。

なんだかすごく嬉しくつい手を伸ばしそうになるけど、潤くんに「まだ、もらったのがあるだろ?」って叱られるから我慢する。

明日の朝の飛行機に乗って札幌に入ったらすぐにリハーサルだ。

ツアーの最初は特に念入りにリハをやるからなぁ…。

その前にみんなで美味しいものを食べてチームワークを良くしないとね?

そんなことを考えながら会計を済ませ家に戻って料理を始めた。

ほんと、便利になったよね…。
クックパッド様々だよ…。

ツアーに出るとどうしても外食になるしある意味、豪華なものが出るから今日は所謂、家庭料理を作ってみた。

ご飯をセットして、焼き魚に煮物とおひたし。
味噌汁はちゃんと出汁から取ってみた。

ほかにもサラダとか鶏肉のオーブン焼きも追加して…。

みんなが喜ぶ顔を思いながら作るのはほんと楽しくて、鼻歌を歌いながらみんなの帰りを待った。

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