第1章 日常
松本Side
相葉くんが少し怒ったような顔で立ってた。
A:「遅いと思って見に来てみたら…
何やってるの?」
「え?いや…その…智くんを起こしてた」
A:「『起こしてた』って。
あの起こし方あり?」
「お前、どこから見てたの?」
A:「どこからって…
チューしてるところ?」
う。恥ずかしい…
「もしかして…嫉妬してる?」
A:「別に…」
って言いながら拗ねてるよ、相葉くん。
「キスなんて俺らの間じゃ
挨拶みたいなもんでしょ?」
言いながら相葉くんにキスをした…。
「後ろにオレンジジュース、
入れてあるよ」
A:「買って来てくれたんだぁ
ありがとう♡」
もう機嫌が直ってる…さすが相葉くん。
そんな俺たちの後ろでドアの開く音がした。