第19章 DESPERATE
大野side
和と翔ちゃんが
喋ってるのを聞かながら
手にしたものをしゃぶるのを
やめられなかった。
口の中を透明な塊に愛撫されてる
感覚に酔い始めてた。
でも…それだけじゃイケずに
熱が身体を回ってる。
決定的な刺激が欲しくて仕方ない。
「かず…しょうちゃん……
おねがい……イかせて…?」
おいらの願いに和がにっこりと笑う。
N:「そうでしたね…
貴方まだイッてなかったですね。
いいですよ?ご褒美です。
イかせてあげますよ?
………ここだけでね?」
和がおいらの蕾をゆっくりと撫でた。
S:「ニノ…後ろだけならさ、
こないだのあれ、つかったら?」
翔ちゃんの声が聞こえて
和が「そうしましょ」って言いながら
ローションの蓋を開ける音をきいた。
そのまま、蕾に垂らさせるローション。
N:「これ、気持ちいいらしいですよ?
今度、翔ちゃんも試してみたら?」
S:「それは智くんの様子、
見てからにするわ」
鼻を擽るミントのような爽やかな香り。
冷たいローションが垂らされた後孔に
和の指が入ってきた。
「あっ…ゆびっ…」
まずはと言わんばなりに1本目の指で
ゆるゆると中を擦られる。
もどかしい感覚にもっと刺激がほしくて
腰が勝手に揺れる。