第19章 DESPERATE
大野side
じれったい感覚が続く。
それでもローションの冷たさに
思わず中の和の指を締め付ける。
N:「そんなに締め付けないで…
すぐに暖かくなりますよ?」
和の指が執拗に動きながら
冷たいローションを塗りつける。
何度もローションが足され
指が増やされた頃…。
「ひゃっっ、あつっ、かずったすけてっ
中が…中がぁぁぁ」
N:「ああ、ようやく効いてきました?
これ、メンソールタイプの
ローションだから…。
しばらくするとメンソールの成分で
凄く熱くなるでしょ?」
「やっ、だめっ…あつい…あついの…
おねがいったすけてっ…」
熱くて堪らなくてなんとかしたくて
腰を動かす。
中の熱さが中心部にまで及んで
おかしくなる…。
「かずっ、たすけてっっ!
あついっ、あついよぉっっ!
まえもうしろもアツくてっ、
おかしくなるぅ、
おかしくなっちゃうぅぅっ!!」
N:「熱くてたまらないでしょ?
いいですよ?イッて。
ほら、気持ちいいでしょ?」
和の指がグチュグチュと音を立てながら
執拗に後ろだけを刺激する。
「やっ、かずっ、まえもっ、まえも
さわってぇっ!
イきたいっっ、もぅっ、ねっ、
イかせてっ、ね、おね…が…ぃ」
N:「ですって、翔ちゃん。
どうします?
前も、扱いてあげます?」
和が目線をモニターに向けながら
話しかけた。