第19章 DESPERATE
大野side
N:「翔ちゃん、どう?よく見える?」
背後から和の声が響く。
S:「めっちゃよく見えるよ?
そのカメラ…すごくいいねぇ…。
智くんのモノが勃ちあがって、
蜜をたらし始めてるのが
よく見えるよ?」
翔ちゃんの声が
スピーカーから聞こえてくる…。
「やっ、やめ…て…
しょぅちゃ…いわない…でっ」
自分でもわかってる…。
躰中に熱が駆け巡って…
その熱が中心に集まってきてるのが
十分すぎるぐらいにわかってた。
でも恥ずかしくて…。
N:「翔ちゃんの視線で感じちゃった?
すっかり勃ちあがったもんね?
ここ。
せっかくだし、
もっと見てもらおうか?」
そういうとおいらの脚に手を掛けた。
N:「翔ちゃん、見ててね?」
両腕が膝裏に入ってそのまま
ぐいっと引っ張られる。
カメラに向かって膝を曲げ
思いっきり脚を割り拡げた状態で
和の脚に固定される。
「やっっ、やめっ、恥ずかしぃ…
これっ、いやっ」
S:「智くん…よく見えるよ?
あぁ…さっきよりも
もっと濡れてるじゃん?
智くん、恥ずかしいの
好きだもんね?
感じちゃうんだもんね?」
翔ちゃんが言葉で嬲るように言う。
おいらはそれに首を振って
必死に抵抗するけど
まったく意味をなさなくて…。
S:「ねぇ、ニノ?あれある?」
画面の中の翔ちゃんが
にやりと笑いながら和に話しかけた…。