• テキストサイズ

しあわせはここにある【気象系BL小説】

第18章 Will never let you go…


櫻井side


5人揃っての朝食。

一緒にいる時間は長いけど、
それぞれの仕事もあるから
話題は尽きない。

今朝は潤の用意してくれた和食を
美味しくいただきながら、
今日の収録の話をする。


M:「智さん、よく寝れたみたいだね?

  これなら今日は壁、登れるね?」


N:「それをいうなら翔ちゃんだって
  智の横でさぞいい睡眠を
  取ったでしょうから…ねぇ?」


暗に俺に登れと言うニノに
一応睨みを利かせてみる。


A:「翔ちゃんは寝てても寝てなくても
  安定のクオリティだから!」


O:「雅…それじゃ、
  翔くんがかわいそうだよ。

  翔くんはいつも
  頑張ってるんだから。
  
  得意不得意ってあるでしょ?」


すかさずフォローしてくれる
智くんの優しさが嬉しい。


N:「またそうやって甘やかす…。
  
  翔ちゃんのその見せ筋、
  ちゃんと活用しないと」


O:「和まで…。

  翔くん、気にしないでいいからね?
  
  全部完璧じゃなくて、
  苦手な事も隠さない
  翔くんが大好きだよ」


M:「智さん…
  さりげに一番惨い事言ってるし…」


ぼそっと言う潤の言葉に
内心、激しく同意する。


O:「え?え?僕…」


N:「やっぱり天然が最強なんだね?」

うろたえる智くんに
ニノが呆れたようにとどめを刺す。

次の瞬間…5人で爆笑した。

そうこの空気…。

俺は絶対に守ってみせる。

絶対にこの人を…こいつらを…
離さないから…。



/ 1081ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp