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しあわせはここにある【気象系BL小説】

第18章 Will never let you go…


櫻井side


ガレージに入る車の音で
2人が帰って来たのがわかった。

ニノと一緒にガレージ直結の玄関に向かう。

扉を開けようとしたら外から開いた。


A:「ただいま、翔ちゃん、ニノ!あのね!」


「おかえり。ちょっと雅紀、落ち着いて!
 まずは着替えておいで?潤も」


A:「翔ちゃん、
  着替えなんてどうでもいいの!
  大ちゃんが!」


N:「ちょ、マジ落ち着いてよ、相葉さん。
  大事な話なんでしょ?
  ならさ、まずはちょっと
  一息つこうよ?」


「着替えてる間に少しは落ち着くと思うし。
 飲み物、用意しておくから。な?」


M:「わかった。雅紀、行こ?
  とにかく着替えて来よう。
  リビングでいいよね?」


N:「ええ。飲み物どうしますか?
  ビール出しますか?」


A:「コーヒーくれる?
  酔いは醒めたと思うけど…
  大事な話だから…」


N:「了解。潤くんは?」


M:「俺も同じで」


「わかったよ。じゃ、ニノ、行こう?」


2人はそのまま部屋に戻り、
俺たちは飲み物の用意をするために
キッチンに向かった。

10分後、コーヒーの香りがするリビングに
智くんを除く4人が集まった。


「で、なにがあったの?雅紀」


コーヒーを一口啜った雅紀が顔を上げて
俺たちをみた。


A:「あのね…
  大ちゃんの居場所が分かったの!」


雅紀が放った一言は十分すぎるほど
衝撃的だった。


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