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しあわせはここにある【気象系BL小説】

第18章 Will never let you go…


櫻井side


N:「翔ちゃん、おはよう。
  起きて?

  こんなところで寝てたら風邪ひくよ?」


ニノの声が聞こえて肩が揺すられる。


「へ?朝?」


状況が把握できなくて
ぼーっとした頭のまま体を起こした。


N:「まだ、夜中だよ。

  車の音がしたのに上に上がってくる
  気配が無かったから…。

  リビングにも居ないし心配したよ?

  とりあえず部屋行こう?

  洋服、シワになるよ?」


ニノに言われてとりあえず
ストックルームを出る。


「こんな時間まで起きてたの?」


N:「地球を守るのもなかなか大変なの」


地球を守る?
あぁゲームか?


N:「まぁ、起きてるの
  俺だけじゃないと思うよ?

  …ほら?」


階段を登ってリビングに入るとそこには
雅紀と潤がいた。


M:「翔さんお帰り。生放送お疲れ様」


A:「下で寝てたの?
  あのソファー意外に寝心地いいもんね」


雅紀が笑いながら言う。

何で知ってるんだ、あのソファーの寝心地。


N:「まーくんもね、寝てたの。
  あそこで…」


まるでおれの頭の中を読まれてるみたいな
タイミングで和が言う。


N:「俺、あそこで
  ゲームしようと思ったのにさ…」


ちょっと寂しそうな顔の和。

そうだよなぁ…みんなどっかで
智くんのこと求めてるんだよなぁ。

なんか妙に納得してしまった。
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