• テキストサイズ

しあわせはここにある【気象系BL小説】

第4章 悪い夢 side O


翌朝…部屋に差し込む陽の光で目が覚めた。

なんか頭がすっきりしている。

…なんか…お腹空いたかも…?

冷蔵庫の中に昨日翔ちゃんが
持って来てくれたお弁当が入っていた。


一口、口に入れる。
美味しいと思った。


そしたらまた涙が出て来た。

泣きながら食べる。

食べ終わっても涙は止まらなくて…。

泣いて泣いて…泣きつかれるまで泣いて…。

ようやく落ち着いた頃…
一つの決意をした。


携帯から電話をかける。

「…大野です。
 少しお話をしたいんですが…
 お時間、頂けますか?」


携帯電話から聴こえる女性の声。


「…はい。…ええ。…はい。
 よろしくお願いします。

 あっあと…メンバーには…。
 ありがとうございます。
 よろしくお願いします。」

深く一礼をして電話を切った。


/ 1081ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp