第17章 Rolling Days
相葉side
準備が出来たところでニノの部屋の
扉をノックする。
「和、準備できた?」
N:「終わってますよ。
あっ、クーラーバッグ
持ってくださいね?」
「オッケー!あっ、氷入れた?」
N:「うん、入れたよ。
足んなくなったら
また取りに行くからいいよ」
「潤ちゃん来れそうなの?」
今日使えなかったフライングシステム。
あの件で打合せするって言ってたから
気になって聞いてみた。
N:「大丈夫って言ってたよ。
さっき氷取りに行ったときに会った。
んで気になったから聞いてみた。
夜会のロケが始まる前には来るって」
「夜会のロケ、何時からだったっけ?」
N:「10時過ぎにはスタートさせるって
言ってたけど?」
「え?そうなの?」
N:「番組的には深夜の時間帯を
希望してたみたいだけど…
明日もあるし、
明日Mステ入るからカメリハもあるし
結局、かなり時間前倒しにしたって
翔ちゃん言ってたよ。
カメラで時計映さなきゃ問題ないし
カーテン締めてるし…
あとはテロップとかで
演出するんじゃない?」
「んじゃ、俺たちも早めに
乱入しないとね?」
N:「だな。
そのためにロケの帰りにわざわざ
買ってきたんだし。
俺ら乱入したら
それなりに撮れ高あるから翔ちゃんも
早めに解放してくれそうだしね?」
「うん、じゃ、とりあえず
リーダーのところへ出発!」
そのままニノの部屋を出て
リーダーの部屋のインターフォンを押した。