第16章 Don't be discouraged!
松本side
昼食は約束通り蕎麦にした。
暑いし楽だから、ざる蕎麦。
手抜きかなって思ったけどそれでも旨そうに
蕎麦を啜る翔さん達を見てたら
これでいいのかな?って思えた。
俺、ほんと最近ガチガチに
固まってたんだって改めて思った。
こうしなきゃいけない、
ああしなきゃいけないって、
頭のなかが
『○○しなきゃいけない』って
凝り固まってて…これじゃダメだよな。
自分で首を絞めてるようなもんじゃん。
きっと自分だけじゃなくて…
周りに対しても同じようにしてたのかも?
だとしたら…
かなり迷惑だっただろうなぉ…。
S:「そういえば、潤さ、昨日寝れたの?」
「うん、お陰さまで…ぐっすり寝れたよ?」
A:「寝顔、めっちゃ可愛かったよ?」
「まー!なに恥ずかしいこと言ってんだよ!」
A:「えー?だってほんとだもん」
S:「でさ、今日、俺とじゃん?
俺、今日ZEROの日なんだよなぁ。
どうする?和に寝てもらう?
それでもいいよ?」
俺は首を振った。
「待ってる。ここでテレビ見ながら待つ。
智さんの代わりにメールしよっかなぁ」
なんか楽しくなってきて笑ったら翔さん達も
すっげぇ笑顔でなんか嬉しくなる。
S:「まじで?潤がメールくれんの?
テンション上がんじゃん!
気合いいれないと」
A:「翔ちゃん、顔、にやけてる…」
N:「智にちくっちゃおうかな?」
S:「別にいいよ?
智くん、こんなことじゃ怒んないもん」
N:「なにそれ?新手のノロケ?」
S:「違うわ!」
みんなケラケラ笑いながら食べてる。
こんな当たり前の事が最近少し遠くて…
ここに戻ってこれて良かったって
心から思った。