第16章 Don't be discouraged!
二宮side
A:「ほら、潤ちゃん寝るよ?
まーくんが一緒に寝てあげるから
部屋いこ?」
相葉さんがニコニコ笑いながら
潤くんに声をかけてる。
潤くんの負担にならないように
わざとふざけておどけて…
至極、この人らしい。
S:「おっ、潤、良かったじゃん?
雅紀が一緒ならいい夢、
見れんじゃない?
寝れなければ無理しないでいいし、
どうしても辛ければ薬、取りにおいで。
ちゃんと量を守れば薬だって
ダメじゃないから?」
翔さんの目が優しい。
そりゃそうか?なんだかんだいっても
可愛い弟だもんね?
だからこそ…こんなことで潤くんを
壊すわけにはいかないから。
「潤くん、おやすみ。
今日は相葉さんとね?明日はどうする?
大野さんいなくて淋しい
翔さんとにする?」
S:「おまっ、なに言って…。
…いや、明日は俺とにするか?
な?潤、いいだろ?そうしよ?」
A:「お、潤ちゃん、モテモテじゃん?
大ちゃんが上海から帰ってきた日は…
大ちゃんにしなよ?
翔ちゃん、ちょっとぐらい
我慢出来るでしょ?」
S:「当たり前だっつうの!
その方が智くんも安心するだろし…」
「うわっはじまった!
巻き込まれる前に早く寝た方がいいよ」
そう言う俺に二人は笑ってる。
A:「じゃ、潤ちゃん、いこ!」
M:「うん、翔さん、和、おやすみなさい。
…色々ありがとう」
そういって二人で階段を上がって行った。