• テキストサイズ

しあわせはここにある【気象系BL小説】

第16章 Don't be discouraged!


松本side

和の指先にいいように乱される。

不意に和の唇が躰に落ちてきた。

チュッ、チュッって軽い音が何度もする。

赤い舌が見えたかと思ったら…
胸の飾りを舐める…。

濡れそぼるまで何度も何度も、
和の口の中で転がされる乳首。

「ん、あっ、んっ。和、やめっ、…ね?」

執拗に舐められる乳首から快感が駆け巡る。
このままじゃ、おかしくなる…。

「和、おね…ぃ、ゆるし…んって…」

N:「やだよ、まだまだでしょ?」

また、和の唇が胸に吸い付く。
チュパチュパと音をたてて吸い付かれて
その感触と音に熱が上がる。

一旦唇が離れたかと思ったのに間髪置かずに
反対側が口に含まれる。

唇が離れた方は指でいいように弄られて…。

和の愛撫は胸だけなのに…
それだけで…。

「あっ、あっ、もぅっ、かず…ね?
 おね…がいっ」

和の手の温度が、舌の感触が…
冷めてた心に、躰に温もりをくれる。

俺、こんなに人肌に餓えてたの?

乾いた砂に水が染み込むように…
和の温もりを求め始める心。

「和…ね?キス…して?」

俺の願いをあっさり叶える和。

指は胸を執拗に擦り、嬲りながら、
唇に甘くて深いキスをくれる。

N:「潤…もっと教えて?どうしたい?
  どうされたい?」

キスの合間に和が言う。
もっとねだれと。
ねだっていいと…。

それは甘い誘惑。
今の俺にその誘惑を振り切ることなんて…
出来ない。

心がもっとと、強欲に求める。
欲しいと、和が欲しいと…。



「和…。お願い…俺を愛して…」
/ 1081ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp